3月14日の「功労馬近況」で、ブルキングの飼葉の食いが落ちているということをお知らせいたしましたが、その後のことを心配していらっしゃる方も多いと思いますので、今の状況についてお知らせをさせていただきます。
2月下旬から、熱はないのに徐々に飼葉を食べるスピードが遅くなったり、飼葉を残す日が出てきました。
その頃じぃじの冬毛が抜け始め、それに伴って体に痒みがあったようでした。
飼葉の食いが悪くなり始めたのが生え変わりの時期と重なったので、体が痒いことがストレスとなって、食欲が落ちていることがのではないかと考えました。
そこで、時間を見つけて冬毛を抜いていきました。
3月に入り、冬毛の大半が抜け痒みは少なくなったようですが、食欲は戻りませんでした。
それでも、時間をかければ与えた餌は食べ切っていました。
ところが、3月末からは途中で食べることをやめてしまい、飼葉を残すことが多くなりました。
現在は何とか食べてくれないかと、ニンジンやリンゴ、青草を細かく切ったものを混ぜてみたり、飼料の配合を変えて様子をみています。ニンジンやリンゴは好んで食べているようです。
飼葉の中からそれらを探して食べている様子も見られました。
4月2日に獣医さんに診察をしてもらったところ、33歳という年齢によるところが大きいだろうということでした。
また、歯の噛み合わせが悪くて食べれていないのかもしれないということでしたので、口の中を見ていただき、尖った歯を削ってもらいました。
少し脱水症状もあるということで、点滴もしてもらいました。
脱水症状が出た原因として、年齢とともに視力が低下しており、水があることに気付いていない可能性があるということでしたので、水が入ったバケツを何ヶ所かに置いておくようにしています。
獣医さん曰く、点滴はその場しのぎになるかもしれないということでしたが、1週間ほど続けていくことにしています。
食べる量が減ると、体力が落ちたり体調を崩すことにつながっていきますので、何とか食欲が戻ってくれればと思っています。
今日のじぃじ君です。
↓↓
