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引退名馬けい養展示事業

今年もBTC助成金の申請時期になりました。
ホーストラストで暮らす馬たちのうち、平成23年度にこの助成金の申請資格がある馬は10頭。

※BTC助成金とは?
 財)軽種馬育成調教センターの事業の一つ。
 引退名馬等の功績を讃えるとともに多くの人々に対し競馬を理解してもらうため、競走馬として活躍した引退名馬をけい養展示している人に対して助成金を交付しています。
 <助成を受けるための条件>
 ・中央競馬の重賞レース、または地方交流重賞の勝馬であること。
 ・競走馬、乗馬としての登録を抹消していること。(繁殖や乗馬など、全ての現役を引退していてなければなりません)
 ・多くの人々に常時展示し、ふれあえる施設に繋養されていること。
 
平成22年度は197頭の馬が助成を受け、引退生活を送っています。
一見多そうな数だけれど、毎年約8,000頭が生産されていることを考えれば、どんなに狭き門か分かります。

先日、申請場所に本当にその馬がいるか、間違いなく申請馬であるかを、BTCの職員の方が調査に来られました。
1歳までに行われる個体調査の記録を元に、毛色・白毛の位置・つむじの位置etc・・を一つずつ追って確認。
最後に前後左右から写真を撮ります。
btc1.jpg
毎年職員さんが困っているのがつむじの確認。
トラストの馬たちはこの時期、冬毛が深いのでつむじを見つけるのがとても難しいのです
btc2.jpg
北海道の馬たちでもこんなに毛が深くないよ・・なんて言いながら、毛をかき分けて探します
最後に見学のこと、飼養方法や馬の健康状態など少し聞き取りがあって終了。
毎年来られている職員さんなので、『この放牧地は去年はなかったよね~』など一年を振り返りながら色々とお話しました。

では、平成23年度に助成金申請をする馬たちの近況報告です。
職員さんをご案内した順に紹介していきます!

まずは厩舎から。
初申請のトーホウレーサー号
レーサー
2007年ニュージーランドトロフィーの勝馬です。
先月行った去勢手術の傷口が完全にふさがるまで、しばらくは厩舎生活です。

次は新入りのキタヤマザクラ号。29歳!
kitayama.jpg
1984年のシンザン記念の勝馬です。おじいさんなのに常にハイテンション。元気が良すぎて写真を撮るのにとっても苦労しました

続いてJ放牧地へ移動。
スナークレイアース号
rei1.jpg
2004年マーキューリカップの勝馬。
J放牧地のボスとして君臨しています。ちょっとジャイアンな感じのボス・・・

ロードバクシン号
bakusin.jpg
2001年兵庫チャンピオンシップの勝馬。身体もふっくら、よく歩き、よく食べ、とても元気です。

ハギノリアルキング号
kin1.jpg
1996年日経新春杯勝馬。
こちらもふっくらとても元気!4年前に来た時は蹄葉炎の症状もひどく、身体が痩せて”この冬を越せるだろうか”とみんなでとても心配した馬でした。
今は跛行もなく、笹薮の奥の方まで探検に出かけていくし、冬毛モコモコで一番元気!といって言いくらいです。
fuyuge.jpg
長さも厚みも十分。素晴らしいモコモコっぷりです

続いてE放牧地へ移動
エイシンワシントン号
wasi_20101209121928.jpg
1996年CBC賞勝馬。
まだ少し痩せ気味なので、第3段階目、経過観察中の放牧地で過ごしています。来てしばらくは牝馬を追いかけてブッヒンブッヒンうるさかったのですが、今はセン馬ばかりの放牧地で大人~しく新しい女の子の登場を待っています
なんだかギラギラしていた目がすっかり優しくなりました

またまた移動
今度は事務所周辺の放牧地です。トラストへ来て間もない馬、痩せ気味の馬や超高齢馬、冬毛が間に合わず馬着を着せてこの冬を越す馬たちなどが暮らしています。

オースミロッチ号
rotti_20101209121928.jpg
1992年京都記念勝馬。
先日、ぐっと冷え込んだ日に痙攣疝の症状が出たため、E放牧地から連れて帰り経過を観察しています。
その日以来調子が良いので近日中にE放牧地へ戻る予定です。
ロッチらしく、どの放牧地でも ものすごくマイペースにのんびり過ごしています

シャーベットトーン号
sya-betto.jpg
2007年マーキュリーカップ勝馬。今年初申請
こちらも食欲旺盛でとても元気ですが、トラストで越す初めての冬で毛が全然伸びません。
大体初年度はみんなこんな感じです。2年目、3年目とどんどん良い毛が生えてくるようになるんですよ

タイキブリザード号
buri.jpg
1997年安田記念勝馬。
こちらも元気ですが、寒くなり始めてから少し痩せてきたので念のため放牧地を移動してモリモリ食べさせています。ただでさえ無愛想なのに、食事中にカメラを向けたので、さらにご機嫌斜めな感じのブリちゃん
でも来た頃に比べたら随分と可愛らしくなりましたよ

そしてトリは・・ブルキング号
ji1.jpg
1983年阪神障害ステークス勝馬。
今年32歳のじぃじも、モコモコの良い冬毛が生えています。
歯が悪くて乾草を食べられなかったり、背中が落ちて老馬体型になってはいるけれど、まだまだ放牧地を走ったり元気に過ごしています。
今はじぃじ好みのピチピチの牝馬がいないので、おじいさん仲間のショーナンボーイ号といつでも一緒。
寂しがり屋は相変わらずです
BTC登録馬でじぃじは2番目のご長寿だそうです。
職員さんに『この馬は年々元気になっている気がする』と言ってもらえて私はとても嬉しかったのです
もちろん個体差はあるけれど、昼夜放牧でも幸せに長生きすることができるんだよ。
じぃじがのんびりと長生きしてくれることがそれを証明してくれることになるのかなと思っています。

みんなが元気にのんびりと過ごしてくれることが私たちの一番の願い。
厳しい冬を全頭無事に越すことができますように。
私たちも一層気を引き締めて馬たちを見ていきます。

あき

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ショーナンボーイ

10月にホーストラストに滞在した時はブルキングとショーちゃんの仲良しコンビの行動はシンクロナイズスイミングのように息もピッタリでオリンピックに出たら金メダルが取れそうなくらいでした!そしてショーちゃんを追いかけカメラをかまえるとブリちゃんがやって来てカメラ目線でポーズを取り、まるで「俺を撮れよ」と言ってるようで驚きました!また皆に会いたいです!
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