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ご報告

4月3日午後1時24分、エルモンド号が亡くなりました。
エルモンド1

朝の見回りの際に、エルモンドが倒れているのを発見。すぐに4人がかりで立たせようとしましたが後肢を踏ん張ることができませんでした。
その後、トラクターと吊起帯を使って立たせようと試みましたが、エルモンド自身に立とうとする気がなく立たせることを断念しました。
獣医師の診察を受けたところ、右脛骨の骨折ということでした。
倒れていた場所は平坦な草地の真ん中でした。年齢的にも骨は弱くなっていたと思いますが、他の馬に蹴られた、もしくは走ったり飛び跳ねたりした際に着地に失敗したことが骨折の原因ではないかと考えています。

エルモンドは乗馬クラブの仕事を引退し、26歳の時に鹿児島へやって来ました。
エルモンド6
目の上にまゆげのような白い毛があり、見るからにおじいちゃん。
入厩時のブログでも「立派なまゆげ」と紹介されていました。

和田牧場にいた頃は今は亡きカピタン、ダスキー、キタヤマザクラと共に行動していました。
エルモンド2
(左からカピ、ダスキー、キタヤマ、エル。当時は平均年齢29歳の、おじいさん軍団でした)

特にダスキーがお気に入りで姿が見えなくなると鳴きながらダスキーを探し回っていました。
放牧地が変わると仲良しの相棒も変わりましたが、いつも誰かと一緒にいて1頭で行動することはあまり無かったように思います。
仲良しの馬がパドックに入っている時には、その馬が放牧地に出る時間になると決まってパドックの出入り口まで迎えに来ていました。

エルモンド10
ダスキーと。
エルモンド3
メインテーブルと。
エルモンド11
チャットと。
エルモンド8
コータロー、アリーナと。(雪の降る日も元気に過ごしていました)
エルモンド7
キャリーとの2ショットも。

他の馬に対して怒ったりしている姿はあまり記憶に無かったのですが、定期連絡を読み返してみると意外と気が強かった様です。ある月の定期連絡には「いつかどこかの群れのボスになるかも!?」と書いてありました。
時には餌を取り合ったり、仲良しの馬を守るために戦ったりしていたのですね。
しかし、そればかりではなく新しく群れに入ってきた馬を温かく迎え入れるような大きな心も持っていました。

私の中では優しくて優等生な印象のエルモンドですが・・・
今年1月、放牧地を移動した際に一緒に移動した馬とゲートを壊して脱走するという事件を起こしていました。
前にいた群れが恋しくて帰ろうとしたのでしょう。放牧地近くの森の中をウロウロしているところを無事に発見しました。ゲートに貼りついて動かない馬は時々いますが、ゲートを壊して脱走というのはなかなかありません。
数日して群れに馴染むと脱走することもありませんでしたが、冬なのに汗だくになって探したことを私は忘れませんよ。

エルモンドのことで私が一番記憶に残っているのは、レッドルーキーが天国へいった日のことです。
仲が良かったエルモンドは、ルーキーが立てなくなっても、安楽死の処置がとられた時も、ルーキーをトラクターで運ぶ時もずっと側にいてくれました。
トラクターの後をついて行こうとしたエルモンドを危ないからと追い払ったこともよく覚えています。
とっても優しかったエルモンド。
先に天国へ行った仲間と再会していることでしょうね。
今まで頑張ったぶん、ゆっくり休んでください。
エルモンド4
プレゼントのブロッコリーを美味しそうにほおばるエルじいさん。

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No title

エルモンドが大変お世話になりました。毎月送られてくる定期連絡だけではエルモンドがどういう性格なのかわかりませんでしたが、今さらながら、強く優しい馬だったことを知り、身近に感じることができました。それにしても、前いた放牧地に帰ろうとして脱走したとは、さすが26歳まで乗馬で働いただけのことはありますね、エネルギッシュだったんですね!私達弱小の会にとって会ったこともないエルの余生を全面的に支えることは、はじめは迷いもありましたが、会ったこともない馬の余生を支えてこそ、活動の本分と思いました。エルはいろんなことを教えてくれました。お疲れ様、エルモンド。仲良しだったダスキーやルーキーに会えたかな。

さみしいな

エルちゃん、怪我をして草の上まで頑張って来たのか想像するしかないけど力尽きてしまったのかな…。
エルモンドには僅かしか騎乗してないけど印象深い思い出ばかりです。
初めての駈歩はエルモンドが定番な位、安定して動じない頼りになる存在でしたね。「要らん事せず黙って乗ってろ」「ワシを操作しようなんて10年早い!」と言われてる様な態度で余裕の駈歩をしてくれるエルのレッスンは楽しい記憶です。ゆっくり出入り口へ向かったと思ったらレッスン終了時間ぴったりなんて事も有りましたね。
そちらで同僚と再会したり、彼女が出来たり、おじいちゃん軍団に仲間入り出来たなんてエルモンドだからこそと思います。そんな風格の子なのに放牧地が移動になった時は一日中鳴いてましたね。外乗の時は付いて来て待っててと言うとスンナリ諦めたり…脱走したのもアーサーやダンツ、スウィングと居た場所に戻りたかったのかな。賢くて頼もしくて仲間想いのエル…馴染んでいたので30代まで生きると思ってました。
エルちゃん、よく見ると顔に九州の地図が!と最近思ってたのですが見回りの時に自分のお決まりの場所?で朝飼いを待っていた姿が最後に…忘れられません。エルモンド有難うね。おじいちゃん軍団再結成して仲間といるかな。またね。

一頭でも多くの馬が余生を過ごすということ

グリーングラスの会の会員です。私は某乗馬クラブに在籍しています。私の周りにも馬が好きという会員さんは多いです。日頃慣れ親しんだ馬がある日突然いなくなる悲しみは、何度経験しても慣れることはありません。この場を借りて、馬を愛する皆様に是非お願いします。もし、好きな馬がいて、その馬を助けたいと思っているなら、是非行動して下さい。自分一人で面倒みる経済力、自信がなければ、仲間を集めて共同で余生を支えることもできます。ホーストラストのような牧場は、はまさにそのためにあるのではないでしょうか。ただ思っているだけでは助けられません。馬一頭救うには、それなりの経済的負担は伴います。でもその負担を覚悟すれば、馬は私たちの人生に喜びをもたらしてくれると思います。馬という動物は、そういう魅力のある存在だと思います。そして、馬で生計を立てている業界の皆様、高齢になるまで働いた馬たちのために、せめて一年や二年でもいいので、穏やかな余生を過ごさせてあげていただけないでしょうか。生活の糧となり、皆様と苦楽をともに歩んだ馬たちが余生を過ごせるようになれば、馬の世界の人気は一層高まるのではないでしょうか。

No title

エルモンド君、お疲れ様!もうそちらでお友だちと会えましたか?
写真を見ているとどんなに君が幸せな余生を過ごしたか伝わってきます。ホーストラストに来て本当に良かったね!
スタッフの皆様、グリーングラスの会の皆様、ありがとうございました!

エルモンドさん、おつかれさまでした。ルーキーさんと仲良しだったんですね。空の牧場でルーキーや仲間たちと、ゆっくりすごしてください。
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