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ご報告

9月1日、ウィスタリア号が亡くなりました。
ウィスタリアが乗馬の仕事を引退して鹿児島へやって来たのは今年の4月9日。まだ24歳でした。
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9月1日の夕方、餌の時間になってもウィスタリアの姿が見当たりませんでした。
寂しがり屋でいつも仲良しの馬と一緒に行動していたウィスタリア。おかしいと思い放牧地を探したところ、16時45分頃に倒れているウィスタリアを発見しました。この時すでに息はありませんでした。

この日は土曜日で、解剖をお願いしている大学で受け入れていただくことができませんでした。そのため解剖による死因の特定はできませんでした。
ウィスタリアが亡くなったのは晴れた暑い日でした。月曜日に受け入れてもらえたとしても、亡くなった後に強い日差しにさらされていたウィスタリアの体は、解剖をしたとしても痛みがひどく死因を特定することは困難であったかもしれません。

ウィスタリアが倒れていたのは、和田牧場の厩舎の下にある畑から厩舎へ続く坂道のすぐ横で、1mほどの段差がある場所でした。
この日12時半頃まで和田牧場で作業をしていたスタッフがいました。その後、ウィスタリアを発見した16時45分頃までの約4時間の間にウィスタリアは息を引き取ったことになります。
背中に噛まれたような傷があったことから、他の馬と喧嘩をした、もしくは喧嘩に巻き込まれた際に誤って転落したのではないかと考えていました。
しかし、健康な馬が1mほどの段差から転落し、数時間横になった状態ではたして死に至るものなのか?という疑問も残りました。(亡くなる当日の朝まで熱もなく、食欲もありました)
解剖はしていませんのであくまで「もしかしたら」という話になってしまいますが、内臓に突発的な何かが起こったということも考えられると思います。
転倒直後に発見できていたら、命を助けることができたかもしれません。
助けることができなかったとしても、天国へ見送ってあげることはできたはずです。それができなかったことがとても悔やまれます。

ウィスタリアは2002年から10年間、大学の馬術部で仕事をしていました。
馬術部のホームページのトップには、今も可愛らしいウィスタリアの画像が使われており、退厩を知らせる「ありがとうウィスタリア」というページも設けられています。
これを見て、たくさんの方に愛されていたのだと改めて感じました。
ウィスタリアの紹介には「1年生がとてもお世話になる馬です」と書かれています。
馬術部に入ったばかりの1年生に乗馬の楽しさや難しさを教えてくれる良き先生だったのでしょう。
鹿児島に来たウィスタリアを訪ねて来てくださったOB、OGの方もたくさんいらっしゃいました。
ウィスタリアの様子を気にかけていた方もたくさんいらっしゃったと思います。
「ウィスタリアをよろしくお願いします」という言葉に応えることができず、こんなにも早く悲しいご報告をすることになってしまい申し訳ありません。

最近はウィスタリアの細かった体が徐々に良くなってきており、これからもっと良くなるだろうと思っていただけに残念でなりません。
もっともっとたくさんの時間をここで過ごしてほしかったです。

鹿児島に来てからは、なかなか太らなかったり・・・
馬房にいる間は、他の馬が気になって大興奮。馬房の中をぐるぐる回っていたり・・・
馬房の中で立ち上がり、入り口に額をぶつけて怪我をしたり・・・
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疝痛になっって口かごをされたり・・・
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フレグモーネになって肢が腫れ、自力で立てなくなったり・・・
セン馬だと思っていたのに実は牡馬で、去勢手術をすることになったり・・・
大変なこともたくさんあったね。
摂取したエネルギーを全て使い切っているのではないかと思うほど、常に動き回っていました。
馬房で落ち着きがなかったのは、1頭でいるのが寂しかったのかもしれません。
去勢をして放牧地に出ると、早速仲の良い馬ができていつもその馬の後ろを追いかけていつも一緒にいたね。
仲が良かったのは芦毛の馬が多かったように思います。
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きみには言ってなかったけど、下唇が白いのが可愛いなと思っていました。
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最期は一緒にいてあげられなくてごめんね。
あなたの死は決して無駄にはしません。
もっともっと良い環境を作っていきます。
だから、どうか天国から見ていてください。
短い間だったけれど、ありがとう。そしてお疲れ様でした。
一緒に過ごした時間は短かったけれど、あなたのことはずっと忘れません。


馬たちは生きている間も、亡くなった時も、亡くなってからも、私達に様々なことを教えてくれます。
私達にできるのは、それを見逃さず、これからに活かしていくことだと思います。
色々な理由で亡くなる馬がいますが、どの子に対しても自分ができる精一杯のことをしていきたいと思っています。





※台風16号が接近しておりましたが、被害もなく馬たちも元気です。
 ご心配頂きありがとうございました。

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ウィスタリア君、安らかに。

又悲しい報告ですね。ウィスタリア君どうしたんでしょう。悲しくって泣きました。
楽しい話題と違って悲しい報告はブログに載せるのもとても気が重いことと思います。でも、亡くなった時の様子や生前の彼らの様子を載せていただくことで、より一層偲ぶことができます。最期まで見守ること、そしてその報告とつらい仕事ですが、今後ともよろしくお願いします。

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