スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ご報告

10月16日10時20分ころ、ハーバーカピタン号が亡くなりました。
ホーストラストでの最高齢、33歳という大往生でした。
カピ6

15日の夕方から前掻きをしたり横になってしまい餌を食べなかったりと様子がおかしかったカピ。
お腹の音を聞いたところ、ほとんど動いていなかったため疝痛ではないか?と考えて痛み止めの薬を打ち、腸を動かすために曳いて歩かせましたが、状況は良くなりませんでした。
夜の間も状況は変わりませんでしたが、曳いて歩くと自分からドンドン歩いていく様子も見られました。
しかし、翌朝6時半頃から尋常ではない汗をかき始めました。そこで獣医さんに来ていただき診察をしてもらいました。
汗の量を見ると相当な痛みがあったと思うのですが、カピの様子は昨晩とあまり変わらず少し前掻きをする程度でした。獣医さんの話によると、高齢になると痛みに鈍感になることもあるそうです。

獣医さんに診察してもらった結果、
直腸に排泄物が溜まっている様子がないこと
ガスなどによる腹部の張りがないこと
痛み止めの効果がないこと

などから、疝痛(便秘による腹痛)ではなく、腸ねん転(腸がねじれること)の可能性があるという診断でした。
腸ねん転の場合、馬がゴロゴロ横になったりしているうちに腸が正常に戻ることもあるということでしたので、少し様子を見ることになりました。
獣医さんが帰った後、汗が出て前掻きをしていたものの暴れたりすることはありませんでした。
午前10時すぎ(正確な時間は分からないのですが・・・)カピの馬房から「うー」という唸り声が聞こえるようになりました。
横になってお腹を気にしていたものの、さほど苦しそうな様子はありませんでした。
その後、再び唸り声が聞こえたので馬房を覗くと、カピは苦しそうに頸を上下に動かしていました。急いで獣医さんに連絡したのですが、その直後カピの動きが止まってしまいました。
それからカピの名前を何度も呼びましたが、その声に応えてはくれませんでした。

翌日宮崎大学にて解剖していただいた結果、カピの死因は胃の破裂でした。
胃が破裂した直接の原因は定かではありませんが、一因としては加齢により乾草や青草などの粗飼料をうまく食べることができなくなっていたことが長く続いたことも考えられます。
粗飼料は胃を洗浄する効果があるそうで、これを摂取できないことで胃にストレスが蓄積したのかもしれません。



カピは29歳の秋まで乗馬の仕事をし、その年の12月28日に鹿児島へやって来ました。
当時の乗馬クラブのホームページには「初心者や、ジュニア、また本格的に競技を目指している選手まで、絶大な信頼を受けている名馬です。障害者の乗馬会にも安心して乗っていただけます」と紹介されていたようです。
たくさんの人を背中に乗せて乗馬や馬の魅力を伝えてきたのだろうと思います。
引退後は、たくさんの人に見守られて生活をしてきました。

カピは年齢を感じさせない馬でした。カピを初めて見たとき、とても高齢の馬には見えないと思ったのを覚えています。
あの愛らしい顔に加えて、よく食べよく歩いていたのが若さの秘訣だったのかもしれません。
カピ

ルナが生まれた時は、時に厳しく時にやさしく良いおじいちゃんをしてくれていたね。
カピ4
餌をもって行くといつも吊るす位置まで先回りして桶を吊るすまで口をつけなかったカピ。他の馬達にもカピのようになってほしいと思っていました。
ダスキーとはいつも一緒だったね。
カピ5
カピ8

キャベツが大好きだったカピ。
菜の花も好きだったね。

天国にはお花がたくさん咲いていると思います。
美味しいものたくさん食べていますか?

長い間お疲れ様でした。今までありがとう。これからは空の上からここにいる馬達やカピが関わってきた人達のことを見守っていてください。
カピ7




トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ファロ 自主製品「七宝焼き」のご紹介です!

トラックバック失礼いたします!東京都新宿区にある障害者自立支援センターを運営しております。是非サイト内を閲覧していただけると幸いです!

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました。

生きる場所を失いかけたカピ…真冬に生活環境の変化…『春が迎えられるか…夏までもつか…』と思っていたカピタンを、四年間にわたり世話していただいたうえに、最期を看取っていただきスタッフの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
老けるどころか、行く度に若返るカピに驚かされるばかりでした。
ダスキ-と、キタヤマザクラとの妙な三角関係に微笑ましく思い、『シンザンを越せるかも…』なんて皆で笑ったものでした。
トラストのスタッフや馬達…たくさんの人に支えられた余生、幸せな生涯だったと思います。
迎えに来たのは仲良しだったコウジかな?
ゴル-ドと会えたかな?
寂しいけれど、安らかに眠ってね。
ありがとう。カピ。

綺麗な花と大好きなキャベツと人参とたむけてありました。
せっかく、牧場のお馬さんと関われる
環境に居るのだから、せめてお別れをしたいと
会いに行きました。もう、頬は冷たくなっていましたが
なでてあげました。
カピはたくさんの人に愛されていたのですね。
長い間、御苦労さまでした・・・
     有り難う、カピ・・・・
       さようなら、カピ・・・

同期で仲良く

カピじいちゃん、お疲れ様。
向こうには同い年で去年一足先に行っているモンテじいちゃんや、今年行ったブルじいちゃんもいます。
同期トリオで仲良くやってください。
キャリアはちょっと違っても、その方が話が盛り上がると思います。

でもその前にしばらくは温泉か何かで、浮世の垢を落とすといいですよ。

ありがとうございました。

いつも楽しく拝見させて頂いてます。
ダスキーシールの関係者です。

マイペースなダスキーシールが上手く馴染めるか心配している中で、一番仲良くしてもらえたのがハーバーカピタンでした。
スタッフ一同とっても安心させてもらいました。
毎月の報告書にも、よく一緒に写真に写っていたのがとても印象的でした。
きっと沢山のことをシールに教えてくれたんでしょうね。
仲良くしてくれて、本当にありがとう。
一度も会えなかったのが、とても残念です。

どうか安らかにお眠り下さい。
たくさんの感謝を込めて・・・・








ショーナンボーイ

カピタンお疲れさま。
これからは空の上から馬達を見守ってね。

乗馬で長年頑張って、馬の友達と一緒にホーストラストで暮らせて良かったね。
どの馬達もカピタンのように乗馬クラブの会有馬達も最後はのんびり暮らせるような支援があれば良いなあと願い続けています。

競馬で活躍した馬達に助成金があるように乗馬クラブにも長年会有馬として働いた馬達に養老牧場への助成金が出たら良いなあと思うのは私だけでしょうか?

ホーストラスト時代のカピしか知りませんが、12月の末頃にやってきて冬を越せるか心配しながら、その頃はたった1頭で下の厩舎にいましたね。  
腰が悪くて歩くこともままならないカピを毎日スタッフの皆さんがひき運動をしていました。
春にはお散歩コースに菜の花が咲き乱れ嬉しそうに花の部分をパクパク食べていました。

少し元気になって上の放牧地に移動してからもいつも屋根付きパドックでスタッフの皆さんの目の届くところで大事に見守ってもらっていました。

先に逝ったベルガー君や他の馬達とも仲良く過ごしていました。

下の厩舎に移動してからはたくさんの馬達に囲まれて寂しくはなかったと思います。

春には大好きな菜の花を持って行きカピに食べてもらうのが楽しみでした。

たくさんの人たちに愛されたカピは乗馬の功労馬だと聞き感心しながら若い頃のカピを想像していました。

ホーストラストでも私のような者にまで癒しを与え、最後まで人の為に尽くしてくれてありがとう。

本当にありがとう。  

sidetitleプロフィールsidetitle

ホーストラスト

Author:ホーストラスト
ホーストラストのスタッフによる
ブログ 『ホーストラスト日誌』へ
ようこそ!

sidetitleカレンダーsidetitle
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitle鹿児島のお天気sidetitle
sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitlefacebooksidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitleメールフォームsidetitle
預託・スポンサー等に関するお問い合わせはこちらのメールフォームから受け付けております。

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。